的を得ない「問い」

的を得ない「問い」

🧘吉川めいのMindfulness Tips

思い通りに行かない。
理不尽なことが起こる。
心の声が絶えず「なぜ?」と叫び、「どうして?」と自分に問い続ける…

そんな経験をしたことはありませんか?

ですがよくよく考えてみると、「なぜ?」「どうして?」の答えがたとえ出たとしても、起こったことは起こったこと。どんなに完璧な答えを見つけたとしても、過ぎたことは変わらないのです。


実は多くの場合、私たちはこのように全く役に立たない「自分への問い」に必死にしがみつくことがあります。ですがそれはとても苦しくもったいないことでもあります。
なぜなら、大切なあなたのエネルギーを浪費してしまっているからです。

では「的を得た自分への問い」とはどんな問いでしょう?

自分にとって役に立つ方向性を指すものや、精神力がアップするような問いかけを私はお勧めします。

例えば「なぜ病気になってしまったのか」「どうして仕事をクビになったのか」という思いをグルグル巡らせてしまっている時。その"事態を踏まえた上で"、「私はここからどう生きたいのか?」「私はこの経験から何を学び、何が気づけるのか?」これらを自分に問いかけるとどうでしょう? 

無駄な「なぜ?」を問いかけるより、よっぽど意識のパワーが自分自身に戻ってくる感覚があるはずです。



🧘今週のMindfulness Exercise

心の内でリピートしている自分への「なぜ?」「どうして?」という問いがあったら、まずその状態に気づいてみましょう。そしてその問いに対して追加でこう問いかけてください。「その問いは、自分の役に立つものか?それとも自分を苦しめるだけのものか?」

自分のパワーを無駄にしていないかを確認し、起こった事態を踏まえた上で、自分の未来につながる「自分への問い」を実践してみましょう。

 

あなたのこの先の時間が、少しでも穏やかでありますように。そんなひとときのお手伝いができたら嬉しく思います。マインドフルネスや瞑想に興味があれば、MAE Yのサービスも、ぜひのぞいてみてくださいね。

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