🧘吉川めいのMindfulness Tips
みなさんは自宅で食事をする際、最初から最後までしっかりと座って食べられていますか?
夕飯の支度中に、つい味見をしながら立ったまま食べてしまったり、食事中に飲み物や調味料を取りに行って何度も席を立ってしまったり。間食のときも、なんとなく立ちっぱなしで食べていた…という経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。
では、なぜ「座って食べること」が大切なのでしょうか?
「お行儀が悪いから」というのも理由のひとつかもしれませんが、私がより意識しているのは消化機能の働きです。
実は、きちんと座って食べないと、副交感神経がうまく働かず、胃液や唾液などの消化液の分泌が鈍くなってしまいます。その結果、食べたものがしっかりと消化・吸収されにくくなり、体調不良や慢性的な不調へとつながってしまうのです。
些細なことに思えるかもしれませんが、今や病気の8割以上は消化器官に関係しているとも言われています。だからこそ、「座って食べる」ことは、毎日の暮らしの中でできる最もシンプルで基本的な健康習慣のひとつなのです。
小さなお子さんがいるママさんは特に「子どもに何か頼まれたり、お世話したり…食事中ずっと座ってなんていられない!」と思う方もいるかもしれません。けれど、ちょっとした準備や工夫で、状況はぐっと変わります。
たとえば私が実践しているのは…
・食事に使いそうな調味料やおかわり用のご飯をあらかじめ食卓に出しておく
・飲み物はピッチャーごとテーブルに置いておく
・食事を始める前にテーブルを見渡し、「足りないものはないか?」を予測する習慣をつける
このような小さな工夫だけで、「途中で立つ」ことがぐっと減り、自分の食事の時間が落ち着いたものになりました。
🧘今週のMindfulness Exercise
「座って、よく噛んで、食べる」ことを一週間毎食意識することをやってみてください。
「いただきます」から「ごちそうさま」まで、しっかり座って、心も体も落ち着いた状態で食事を楽しむ時間を大切にしましょう。
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あなたのこの先の時間が、少しでも穏やかでありますように。そんなひとときのお手伝いができたら嬉しく思います。マインドフルネスや瞑想に興味があれば、MAE Yのサービスも、ぜひのぞいてみてくださいね。