副交感神経にスイッチを入れる呼吸法

副交感神経にスイッチを入れる呼吸法

🧘吉川めいのMindfulness Tips

忙しい毎日や不安になるニュースなどが続く中で、
知らず知らずのうちに神経が疲れてしまっていることはありませんか?

緊張を感じているとき、私たちの体では交感神経が働き、
「Fight or Flight(戦うか逃げるか)」のモードに入ります。
この緊張に気づかずにいると、交感神経が優位な状態が長く続いてしまい、
心身にさまざまな不調を引き起こすことがあります。

そんな時は、まず「自分が今、緊張しているな」と気づいてあげること。
そして、呼吸を使って意識的に副交感神経(=リラックスの神経)を優位にし、
心と体をゆるめることがとても効果的です。


《迷走神経に働きかける呼吸法》

副交感神経の中心的な役割を担う、迷走神経を活性化するためには、
吸う息よりも吐く息を長くするのがコツです。

たとえば、温泉に入ったときに自然と出る「ふぅ〜」というため息のように、
力を抜いて、吐く息を長めに意識してみてください。

やり方の例:
吸う息:5カウント(太く、深く吸い込むように)

吐く息:8カウント(細く、やさしく長く吐ききる)

カウントの長さは、自分が心地よいと感じる範囲でOKですが、
ここでは、吐く息のカウントが吸う息より長くなるようにしましょう。
無理なく何回か繰り返していくと、だんだん心が鎮まり、
神経の緊張が和らいでいくのを感じられるでしょう。




🧘今週のMindfulness Exercise

「なんだかリラックスできないな」「最近ずっと力が入ってる気がする…」と思った時は、この呼吸法を1分間でもいいので試してみてください。
ほんの数回の呼吸でも、心身が少しずつゆるみ、安心感が戻ってくるはずです。

あなたのこの先の時間が、少しでも穏やかでありますように。そんなひとときのお手伝いができたら嬉しく思います。マインドフルネスや瞑想に興味があれば、MAE Yのサービスも、ぜひのぞいてみてくださいね。

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