苦しみや痛みとの付き合い方

苦しみや痛みとの付き合い方

🧘吉川めいのMindfulness Tips

アメリカの瞑想講師、Tara Brach(タラ・ブラック)さんの実話をご紹介します。

瞑想講師になる前、タラさんは約8年間にわたって、身体の筋膜が緩んでしまうという難病にかかっていました。それによりすぐに怪我をしたり、骨折を繰り返すなど、とにかく痛みの多い日々を過ごしていたそうです。

そんな中で、彼女にとってのマインドフルネスの実践とは、「嫌なことや痛みが現れるたびに、それをどのように“あるがままに受け入れるか”」というものでした。
「これも起こっていい」と心の中で言えるようになること。
どんなことが起こっても、それは起こるべくして起こっているのだと、自分の中で受け入れる練習を重ねていたそうです。

この感覚を彼女は、海にたとえて表現しています。海には波があり、そして、また何度でも波はやってきます。波が来るたびにそれを恐れたり、拒んだりしても意味がありません。ただ、「また波がきたのね」と静かに受けとめる。そうして意識を波の立つ表面ではなく、もっと深い海の底に置くようなイメージを持ってみる。すると、目の前で起こることすべてを、ただ自然に、そしてシンプルに受け入れている自分がいることに気づけるのではないでしょうか。


🧘今週のMindfulness Exercise
どんな苦しみや痛みが起こるかではなく、それをどう避けるかでもなく、起こったこととどのように向き合うか、どのように受け入れるかに目を向けてみましょう。
マインドフルネスとは、目の前の現実と闘わないことでもあるのです。



あなたのこの先の時間が、少しでも穏やかでありますように。そんなひとときのお手伝いができたら嬉しく思います。マインドフルネスや瞑想に興味があれば、MAE Yのサービスも、ぜひのぞいてみてくださいね。

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