🧘吉川めいのMindfulness Tips
「何かを成し遂げるためには、必死に頑張らなければならない」
そんな前提を、心の奥底に持っていませんか?口に出すことはなくても、態度や行動のベースにその思い込みが潜んでいる人は少なくありません。
こうした人は、ゴールにたどり着いた達成感を味わうのも束の間、すぐに次の目標を設定します。むしろ、目標がない状態に不安を感じることさえあります。まるで走り続けることが自分の「普通」になってしまっているのです。
インドの言葉で、心の習慣や傾向を意味する「ヴァーサナ(波紋)」という概念があります。この場合は、「常に何かに向かって奮闘していないと落ち着かない」という心の癖のこと。水面に波が立っている状態が当たり前になってしまい、静かな水面に戻る時間がなくなっているのです。
この癖を持っていると、喜びや幸せが訪れた瞬間に、
「え?まだゴールに到達していないのに、こんな嬉しいことを受け取っていいの?」
「もっと頑張らなきゃいけないんじゃない?」
と、素直に受け取れない心境になりがちです。人生を味わう余裕を、自ら制限してしまうのです。
たとえば、「週末だけが楽しみ」という生活パターン。
平日の5日間は奮闘モードで走り続け、やっと2日だけ休息と喜びを許す。
でも本当は、働くことも休むことも、どちらも楽しめる生き方ができたら素敵ですよね。
「喜びは、必死の努力を経た後にだけ許される」
そんなルールは、本当はどこにもありません。
まずは、自分が「奮闘」を前提にしていないかに気づき、その癖をゆるめてみましょう。
奮闘を条件としない生き方。
そこにはどんな景色が広がっているでしょうか?
🧘今週のMindfulness Exercise
あなたは「頑張ること」と「奮闘すること」を勘違いしていませんか?
あなたの心がもっと自由に、今この瞬間の幸せを受け取れる状態を描いてみてください。
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あなたのこの先の時間が、少しでも穏やかでありますように。そんなひとときのお手伝いができたら嬉しく思います。マインドフルネスや瞑想に興味があれば、MAE Yのサービスも、ぜひのぞいてみてくださいね。
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