🧘吉川めいのMindfulness Tips
私が初めてヨガや瞑想を学んだハラクマ・ケンさんから昔聞いたお話が、グループメンタリングMEGURIであがった内容と通じるものがありました。
ケンさんはヨガ講師になる以前、馬の調教をしていたことがあるそうで、調教の際の馬との接し方が、瞑想における心の扱い方と似ていると言っていました。以前のMEGURIでもそんな内容の話になり、偶然にも参加者の一人が以前乗馬クラブで勤めていたそうで、馬の調教師のスタンスについて詳しく聞かせてくれました。
調教師は、馬に指示を出す時は「とにかくジェントルに」接することが基本だそうです。本来、馬はとても賢く敏感な動物なので、指示を鋭く察知するそう。また、だからこそ馬の調教は、力づくで行わないことが重要だそうです。成功をよく褒め、同じことを何度も繰り返し練習すること。
何せ力で調教しようとすると、馬はどんどん鈍感になり、蹴っても動かず、引っ張っても言うことを聞かなくなってしまうそうです!
ここまで話すと、力づくで無理矢理自分の心を変えたり、扱おうとすることがどうしても効かないのはコレか!と思う方も少なくないはず。実は私たちの心も、エネルギーに敏感な馬と同様なのです。
心は、厳しい命令や「ダメ!」などといった禁止令や上から目線の力づくな態度にまったく反応しません。どんなに良い目的のためのつもりであっても、力づくな方法は束縛に繋がったり、自と他を分け隔て、ネガティブに働くエネルギーだからです。
そのため、馬の調教師には観察力がとても重要だとされているそうです。同様に、私たちも心を扱う上で、まずは洞察力を高め観察することを優先してみるのはいかがでしょうか。
🧘今週のMindfulness Exercise
馬も心も本来自由なもの。その自由の中でジェントルに、とにかく優しい扱いでコミュニケーションをとってあげること。そして練習は根気よく継続し、繰り返すことが最も大切なポイントです。
ぜひ馬の調教師のように、皆さんも自分の心を優しく丁寧に扱ってあげてくださいね。
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