🧘吉川めいのMindfulness Tips
私たちの持つ五感の中で、生まれてから最初に働き始め、歳をとっても最後まで持ち続けるのは「嗅覚」です。
人間の赤ちゃんは、生まれてすぐはまだ目も見えず、味も分からない中でも、お母さんの匂いが分かります。これは哺乳類に備わっている本能的なものと言われており、それだけ嗅覚が脳に直結していることは、科学的にも証明されています。
現代ではアロマテラピーという形で、心身のリラックスや集中力を高めるなど、さまざまな場面に合わせて「嗅覚」を活用したメソッドが応用されています。同様に「香り」は瞑想の導入にも活用できるのです。自分が好きな香りや安心できる香りを使うことは、副交感神経を高め、そわそわや緊張を和らげ、リラックスを促すことで、瞑想への入口をつくってくれます。
私が個人的におすすめしたいのは、テクニカルな選び方よりも「主観的な好みの香り」を使うこと。好きな花やお気に入りのTシャツの香りなど、あなたにしか分からない感覚から入っていただくと、それだけパーソナライズされた形で働きかけてくれるでしょう。
ちなみに私は、ヨガを習うために通っていた南インドで馴染みのある「ジャスミン・サンバック」という花が大好きで、そのアロマやお香を使うと、南インドの女神さまを思わせてくれるようで、個人的にとても心が落ち着きます。
香りを積極的に選び、日々の暮らしに取り入れることは、誰でも簡単にできることです。自分ではどうしようもないほどリラックスできない時や、ストレスを感じている時は、お風呂やお部屋の中で、うっすらと香りを漂わせてみてはいかがでしょうか。
🧘今週のMindfulness Exercise
脳に直結しやすい嗅覚に働きかける「香り」を使ってリラックスを促すこと。
それは、ストレスや神経の疲れを和らげるだけでなく、瞑想への入口としても役立ちます。
まずは、自分だけのお気に入りの香りを、感覚的に選んでみてはいかがでしょうか。
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あなたのこの先の時間が、少しでも穏やかでありますように。
そんなひとときのお手伝いができたら嬉しく思います。
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