🧘吉川めいのMindfulness Tips
10代の頃から、なんとなくずっと思っていた「私は精神的にギリギリなタイプ」だということ。それには、思春期で体験した両親の離婚から亀裂ができてしまった愛や家庭の基盤、そして人や現実に対する不信感が関係していたと思います。
その後、母の脳神経疾患なども続き、私は精神的にとても追い込まれていた時期が続きました。そんなギリギリのところから、必要に迫られヨガや瞑想に出会ったのですが、その後数年経ち、インドを訪れたある夏、私にとって大きく意識が変わる転機がありました。
その時の私は、20代後半ではちゃめちゃな離婚を経験し、ボロボロの精神状態でした。嘆くようにインドの友人に辛い胸の内を話しました。思春期に体験した両親の離婚、母の闘病生活、心から信じていたパートナーの裏切りや生後まもない息子がいる中での離婚。人生を何度も辞めたくなるボーダーライン(境界線)を彷徨うような心境について、友人は温かいチャイを入れながら、親身に聴いてくれました。そして私が全てを話し終わった後、彼はこう言いました。
「君は何度もボーダーラインのエッジの部分に立ったことがある人なんだね。よくわかったよ。だけど、その事実をよく見てみると、君はたとえ何度もどん底の精神状態に陥り、エッジの部分まで行っても、そこで踏みとどまり、人生を諦めず進み続けてきた人だということもよくわかった。だからこそ君は、本当のボーダーライン症候群ではないよね。もし、君が本当に境界線症候群だったら、これだけ何度もエッジに行って、今頃、違うことになっていたかもしれない。だけど君は僕のリビングでチャイを飲んでいる。今、こうやってここにいることが、君がボーダーラインでもないし、本当の意味で"ギリギリな人でもない"ことを証明しているよね。」
私は雷に撃たれたようにハッとさせられました。私の人生の様々な出来事や辛い過去について、友人の捉え方が自分の思っていたことと正反対だったからです。そして、彼の指す違った見方に不思議と納得できた自分がいました。
全てが一挙に変わった訳ではありませんが、この会話ができたおかげで、その日を境に私は自分自身の人生の捉え方が変わり、次第に自分の目線から見える世の中が変わって見えてくるのでした。
🧘今週のMindfulness Exercise
どんなに人生どん底に感じても、その出来事に対して、物事をとらえる視点を変えてみることは自由です。そして、自分の意識を変えることはその後に見えてくる景色さえも変化させます。息詰まっている時ほど、最も大きな視点の変化の一歩隣にいるのかもしれません。
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心は整ってからじゃなくて、整えながら進んでいこう